クタやヌサドゥアなどに比べて控えめな印象のあるサヌール。しかし、その独特な雰囲気に魅了される人は多く、リピーターが後を絶たないリゾートエリアです。
この記事では、現地在住のホテルマイスターがサヌールの5つのおすすめポイントと滞在中の過ごし方について解説します。
サヌールのことを知り、バリ島のエリア選びの参考にしてみて下さい。
バリ島サヌールってどんなところ?
バリ島サヌールは、インドネシア政府が観光開発初期に手掛けたリゾートエリアで、50年以上の歴史をもつ観光地になります。
ビーチ沿いには老舗ホテルが立ち並び、のんびりとした南国らしいバカンスが味わえると人気のエリアです。
高級リゾートエリアのヌサドゥア、繁華街で賑わうクタとはまた違うバリ感が魅力で、リピーター達に隠れ家的なエリアとして愛されています。
バリ島サヌールの場所
サヌールは、ングラ・ライ国際空港から約15km(車で約30分)、クタ・レギャンとは反対側の海に面した南東部のエリアです。
サヌールのメインストリートであるダナウタンブリンガン通りには、ホテルの他におしゃれなカフェやレストランが並び、徒歩やレンタサイクルで気軽に散策できます。
空港からサヌールへのアクセス方法
アクセス手段 | 相場料金 |
ホテルの送迎車 | 各ホテルにより異なる(無料の場合もあり) |
予約サイトの空港送迎車 | Rp.300,000~(約2,400円~) |
エアポートタクシー | Rp.230,000~(約1,840円) |
ングラライ国際空港からサヌールへのアクセス方法は、ホテルの空港送迎車または各予約サイトの空港送迎車、エアポートタクシーで向かうのが一般的になります。各料金に関しては上記の表を参考にしてください。(あくまで目安となります。2023年8月現在)
空港には公共バスも乗り入れていますが、時刻表が無いなど難易度が高めです。バリ島初心者の人は、上記のアクセス方法がおすすめです。
※当サイトでは、以下のサービスがご予約無料特典として付いています。(2024年5月現在)
①2泊以上ご予約のお客様
→日本語ガイド付き往復空港送迎サービス
②3泊以上ご予約のお客様
→日本語ガイド付き10時間チャーターカーサービス
バリ島サヌール5つのおすすめポイント
1.他エリアへのアクセスが抜群
2.子連れにも安心なサヌールビーチ
3.治安が良くトラブルが少ない
4.安くておいしいお店が多い
5.中心街にあるリゾートが多い
サヌールのおすすめポイントをまとめると上記の5点になります。それぞれ解説していきます。
1.他エリアへのアクセスが抜群
まず1番のおすすめポイントは、他エリアへのアクセスが非常に良いことです。
バリ島の移動手段は、車が主流になり渋滞が起こりやすいです。そのため、各エリアへのアクセスの良さは滞在拠点を選ぶ大きなポイントになります。
例えばヌサドゥアからウブドに移動する場合、平均1時間半~2時間程度かかりますが、サヌールからだと1時間程度で移動ができます。
また、クタまで30分程度、スミニャックまで40分程度と主要エリアへの移動がスムーズで、滞在拠点として優れていることがわかります。
サヌール港を利用すればレンボンガン島などの離島にもアクセス可能で、バリ旅行の選択肢がぐんと広がるエリアとなっています。
2.子連れにも安心なサヌールビーチ
サヌールビーチは白浜が特徴的な遠浅のビーチです。
サンゴ礁に囲まれているため、波も穏やかで小さなお子様でも安全に海水浴を楽しめます。
ビーチに面したリゾートが多く、疲れたらすぐに部屋に帰れるのもおすすめポイントです。
隣接するサヌール港から船に乗れば、ダイビングなどマリンアクティビティが楽しめ、非常に融通が利くビーチといえるでしょう。
3.治安が良くトラブルが少ない
サヌールは、バリ島ののんびりとした田舎町のような穏やかな雰囲気のエリアです。
繁華街など夜中に人が集まる場所がなく、物売りやスリ、客引きなどが少ないエリアとなっています。
また主な客層は、家族連れや年配客、リピーターのようなのんびりとバカンスを過ごしたい人になるため、旅行客間のトラブルも少ないといえるでしょう。
このように、サヌールはバリ島の中でもトラブルが少なく「バリの治安が不安」という人でも比較的安全に過ごせるエリアとなっています。
4.安くておいしいお店が多い
サヌールは在住外国人が多く住んでいるエリアのため、多国籍のおいしいお店がたくさん集まります。
バリ島の高級リゾートエリアでは、日本と同価格程度のレストランも少なくありませんが、ワルンやレストランが立ち並ぶサヌールでは、リーズナブルな値段でご飯を楽しめます。
中心街からすぐのナイトマーケット「パサールシンドゥ」には、ローカルフードも充実しています。
このように、サヌールは食べることに困らないグルメの街となっています。
5.中心街にあるリゾートが多い
バリ島の高級リゾートは郊外にあることが多く、ちょっと買い出しに行くのにも車が必要になる場合があります。
しかしサヌールでは、メインストリートであるタンブリンガン通り付近に多くのリゾートが建ち、中心街へ徒歩で行けるところも少なくありません。
特に「ハイアットリージェンシーバリ」「アンダーズバリ」「マヤサヌール・リゾート&スパ」が並ぶエリアは、タンブリンガン通りとサヌールビーチの遊歩道との間に立地しており、日用品の買い出しからブランチやランチのお店選びまで困ることはないでしょう。
サヌールで何する?おすすめな過ごし方
ここまで、サヌールのおすすめポイントについて解説してきましたが、サヌールには近くに繁華街や大型のショッピングモールがないというデメリットがあります。
中には「サヌールで何をするの?」と感じた人もいるかもしれません。
そこで、ここからはサヌール滞在中の過ごし方を紹介します。
1.1日のんびりと過ごす
2.ウブド観光に行く
3.離島遊びやマリンアクティビティ
1日のんびりと過ごす
サヌールは観光客や客引きが少なく、まるでそこに住んでいるかのような日常感が味わえるエリアです。
有名店でおいしいご飯を食べたり、街エステに行ったりとちょっと贅沢な日常を楽しむのもいいですし、ホテルのプールサイドで1日のんびりするだけでも十分にバカンスを楽しめます。
クタ・レギャンなどとは違い、遊べるところは少ないのですが何も特別なことをしなくていいのは、サヌールが愛される大きな理由です。
旅行の合間に1日フリーな日を設けて、昔ながらのバリ感を満喫するのにうってつけのエリアとなっています。
ウブド観光に行く
各エリアからウブ ドまでの移動距離 | |
サヌール | 約23km |
クタ | 約30km |
ングラ・ライ国際空港 | 約36km |
ヌサドゥア | 約40km |
サヌールに滞在したら必ず訪れたいのがウブドです。
ウブドの中心に位置する「ウブド王宮」や絶景が広がる「テガララン・ライステラス」、「サラスワティ寺院」を代表とする歴史的な寺院などバリ島の観光スポットの多くはウブドに集まります。
そんなウブドですが、クタなどの主要エリアから片道30~40kmと距離があります。しかし、サヌールからだと23kmとアクセスが良く、ウブド観光のためにサヌールに滞在する人も少なくありません。
「1日だけウブドに行きたい」
このような人は、サヌールを滞在拠点にすることで、ホテル移動、車移動の負担が減らせます。
離島遊びやマリンアクティビティ
バリ島東部の離島では、シュノーケリングやダイビングが楽しめます。
正直なところ、バリ島の海は特別綺麗というわけではありません。しかし、離島の海は透明度が高く、美しいバリ本来の自然を満喫できると人気です。
離島の1つであるレンボンガン島は、サヌール港から40分ほどで渡航でき、ツアーに申し込めば簡単にマリンアクティビティを楽しめます。
家族からカップルまで楽しめる、サヌールで人気のアクティビティとなっています。
まとめ
5つのおすすめポイント | おすすめな過ごし方 |
1.他エリアへのアクセスが抜群 2.子連れにも安心なサヌールビーチ 3.治安が良くトラブルが少ない 4.安くておいしいお店が多い 5.中心街にあるリゾートが多い | 1.1日のんびりと過ごす 2.ウブド観光に行く 3.離島遊びやマリンアクティビティ |
この記事では、サヌールの5つのおすすめポイントと過ごし方について解説してきました。
サヌールは落ち着いた雰囲気が特徴のリゾートで、年配のお客様や小さなお子様連れのファミリー層に人気のエリアです。
また、ウブド・クタなど人気エリアへのアクセスが良く、バリ島を効率的に周りたい人に選ばれることが多い滞在場所です。
サヌールはこんな人におすすめ!
・バリ島の色々な場所を周りたい
・のんびりとバカンスを楽しみたい
・子連れでも安心な場所に滞在したい
サヌールは、このような人たちにおすすめしたいエリアとなります。
バリ島の滞在先に悩んだら、ぜひ一度サヌールを検討してみて下さい。
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3.「日本語ガイド付き10時間チャーターカーサービス」
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